私は小さい頃からうたた寝が必須でした。
母親や後に大人になってから服屋として百貨店に勤めている私に「なるさん!なるさんやろ?」と見つけてくれた保育園の先生から聞いた”全くお昼寝しない子”だったせいで夜には直ぐに力尽きうたた寝をしまくっていたそうです。
お昼寝をしない理由は、私は同じ組の他の子供達のお昼寝を先生と共に見守り、布団を跳ねのけたりする子に、掛け直しに行き起きていたそう。
母親は保育園の時から1人で登園したがる私の後ろをコッソリとついて来て、それを知らない私は1人で辿り着いたと思い、保母さんは遠くの母親に手で大きく◯を作って合図をし合ってくれたそう。
そんな妙に1人で出来るもん体質な私に保母さんも別の意味で手を焼いていたそうで、あまり泣かない私が帰りもまた母親がバレない様に迎えに来てくれたら泣いていたそう。先生の説明は「なるさんが他の子達の靴を全部出してあげてしまうんです。それを他の子達も自分で出来る様にならないかんから止めたら泣き出したんです。」
との事。保育園から世話好きなるちゃんの異名を取った私は日中に力を果たして疲れ切りうたた寝人間になった訳です。
歳の離れた兄ちゃんはとにかくイタズラ好きなので特捜最前線と言う夜遅くにあるドラマのオープニング曲の前に必死で起きれない私を起こし、その恐ろしい曲の始まりを聞かせて泣かすと言うイタズラを毎週水曜日くらいにしてました。
そんな私は今でもお風呂にも入れずにうたた寝をしてしまう人間で起きてお風呂に入ったらまたハイパーになり仕事が捗ってしまうと言う夜型人間的な事になります。
なかなか治らない癖です。
