画家のいうちひろみさんの絵が届きました。
@hiromiiuchi
去年発売された石の本の絵を描かれた
いうちさんに
アトリエに呼んで貰った時
壁に飾られた沢山の石の絵を欲しいと思ったのですが
やっぱりそれなら自分の石をキャンバスに描いて欲しいと思ってお願いしました。
それから8ヶ月経ってようやく届きました。
描かれたのは『ハーキマーダイヤモンド』
1枚目のハーキマーの絵はお店で販売します。
7インチレコードのジャケットくらいのサイズかなと
実物はもっと美しいです。
昨日の夜、ピクシィーの壁に飾りました。
是非お買い物がてらご覧下さいね。
異次元な感覚になりますよー。
井内 宏美
香川県生まれ。幼少の頃から絵を描くことが好きで、15歳から本格的に絵の勉強を始める。沖縄への一人旅をきっかけに世界を旅し、原風景とは何か、日本らしさとは何か、を追い求め始める。宗教の儀式や、禅の思想に魅せられ、精神世界の不思議を曼荼羅的な世界観で描くようになる。ニューヨークの美術大学、Parsons School of Designを卒業後帰国。作家としての活動を開始し、香川、東京、アムステルダムなどで展示を行う。主に絵画を制作するが、彫刻、パフォーマンス、企業とのコラボレーション企画による商業デザイン、子供のための芸術ワークショップ等、活動は多岐に渡る。
Artist Statement
私の作品は禅の思想に根ざしています。禅が目指すところは空の精神で、それは引き算の哲学です。それとは反対に現代社会は新しいものや刺激があふれる足し算の世界です。
私はその足し算の世界のカオス・セオリーと、引き算の哲学のミニマリズムを、時に片方ずつバラバラに、時に一つにまとめて画面の中に描きます。そのため、私の作品は、大きく二種類に分けることができます。一つが曼荼羅のように、言葉では表現できない真理を開示する聖なる場を表現した包括的で緻密な絵、もう一つが禅の庭のように、取り入れる要素を徹底的に削ぎ落し、限られた空間に無限の広がりと、緊張感を作り出しながら大自然の真理を描き出す象徴的な絵です。
その二つが阿吽の呼吸となって引き算の哲学と足し算の世界の融合する宇宙観を描き出します。
それによって観る人の瞑想を呼び起こす引き金でありたいと願っています。